VRサイクリング 天草道2日目。下島から天草の中心本渡を経て上島へと街道を行くの巻。富岡城下の町富岡をスタートし、まさにここを起点とする旧街道天草道に沿って進む。まずは前回の流れで海岸線に沿って二江を過ぎて東北東から南へ進路を変えて行くと天草最大の町、天草市の中心となる本渡の市街地へ入る。ここをぐるっと巡った後、下島と上島の間の本渡瀬戸を歩道橋で渡り上島へ入る。上島も天草道に従って島の北岸に沿って進み有明町楠甫付近から内陸へと南に進路を転じ、山里と小さな峠をいくつか抜けて行くと、前方に天草の最高峰(と言っても標高682m)倉岳が見えてくる。一旦島の南岸に突き抜けた後、倉岳への登り道を山頂手前まで登ったところをゴールとする79kmの行程。前回は天草道1日目というタイトルだったが、本来の旧街道としての天草道は今回から。まさに旧街道。車がギリギリすれ違える程度の狭めのうねうねした道が続く。特に初っ端の江戸時代の城下町富岡と隣町の中世の城下町志岐はほとんど街並みがシームレスに繋がっていて、その結果旧街道らしい情緒ある街並みが長く続く。その後も時々海岸沿いの国道を走るものの宿場や間宿の古い街並みに入るところなどでは国道から分かれた旧街道に入る。なんだかんだで本渡までの道筋は田園地帯も含めて結構旧街道が残っていて旧街道フリークとしては楽しいルートであった。本渡は2回訪れているのだがいずれも昔のことなので全く記憶を刺激する場所がない。調べると島原・天草の乱初期の最大の戦場は本渡にある日本最古の石橋、祇園橋のあたりだったようだ。下島と上島はどちらも結構大きな島であるが、その間の本渡瀬戸は小さな川と言ってもいいぐらいの狭さ。それでも船を通すために可動橋になっていたりする。上島の北岸は至って凹凸のないストレートな海岸でここは旧道部は少なくほとんど一直線の海に面した国道を走ったが、後方に今まで走ってきた下島、前方に雲仙の山々が聳える島原半島を望む爽快な道であった。そしてゴールとした倉岳への道は登るにつれ上島の南側に展開する八代海の御所浦諸島の大小の島々の絶景が素晴らしい。残念ながら山頂の景色は見れなかったが、山頂では360度の絶景が超絶素晴らしいようだ。また山頂に立つ大鳥居が360度の絶景に映えて「空に浮いているように見える」ことから「天空の鳥居」と称されて映えスポットとしてバズったりしているらしいのだ。機会があれば見に行きたいものだ。さて次回は天草から熊本へ抜ける天草編最終回。



















