VRサイクリング 鹿児島に戻って久々に街道筋、薩摩街道大口筋に沿って鹿児島県北部内陸へ分け入るの巻。前回の沖縄からのフェリーターミナルのある鹿児島新港をスタートし、まず錦江湾沿いに桜島を眺めつつ北へ進む。加治木から大口筋に入ってさらに北へ内陸へ向かう。霧島連山の西側の丘陵地帯を進み栗野から進路を北西に変えて川内川流域に沿った道筋を進む。やがて現在の伊佐市の中心となる大口の市街に入る。次回はここからの出発となるが、今回のルートはさらに北西に進んで山際に位置する大口筋の関所、小川内関所跡をゴールとする84kmの行程。薩摩街道大口筋は薩摩藩の参勤交代路にもなり薩摩藩内部の産業流通路としても薩摩藩の防衛上も重要な街道であったようだが、今回道筋を辿った限りでは風光明媚なロケーションは特になく、史跡やその他現代的にも目ぼしいスポットもほとんど見当たらないような地味な道筋であった。今回のルートではむしろ大口筋に入る前の桜島を見上げる錦江湾沿いの道が風光明媚で華があった。特に鹿児島市街外れの錦江湾沿いに展開する、薩摩藩主島津家の別邸跡の仙巌園は中を覗くことはできなかったが、桜島と錦江湾を借景とした素晴らしい庭園となっているのだ。学生の頃ここを訪れた記憶が蘇ってきた。旧街道らしいスポットとしては、加治木から大口筋に入ってすぐのところで、その先の霧島山系に連なる丘陵地帯へ登る龍門司坂が石畳の道として残っていた。但しその旧道の入口を確認したのみであったが。またゴールの小川内関所跡は丘陵地帯から肥後との国境地帯の山へ分け入る手前に位置し、領外へ出入りする人や物資の厳しい検問をしていたとされる。さて次回も地味な道筋であることは疑いないが、街道筋ではなく大口から西へ進んで出水を越えて天草南部へアプローチする経路をとる。


















