VRサイクリング しばらく沖縄編として沖縄本島を文字通りぐるっと巡る旅に出る。今回は北西部の海岸を最北端まで進む。前回の与論島からフェリーで到着した本部を出発し、しばし本部半島を付け根の名護に向けて海岸に沿って進んだ後、左折して内陸へ向かい半島の山地を横断して本部半島の北側に出る。そこからは基本的に延々と東シナ海沿岸を北東へ進む。一ヶ所だけ塩屋湾を越えたところで内陸の山地へ入り大宜味村で再度東シナ海に沿った道筋。国頭村の集落を過ぎさらに海岸沿いを行くと前方に海岸から立ち上がる異形の山々が見えてくる。最後にこの海岸段丘の上に登り、沖縄本島最北端の辺戸岬に辿り着く76kmの行程。VRサイクリングでは初期の2021年7月に本部半島は名護から今帰仁村、美ら海水族館を巡って本部からフェリーで鹿児島へ帰るルートを走った。沖縄らしい風光明媚でかつ史跡やリゾート感にも溢れた楽しい道筋であったが、今回は地味なルートで、途中でジャングリラという最新スポットを経由してみたのだが、まだ建設中のタイミングで撮れ高ほぼゼロ。東シナ海に出てからは「やんばる」と呼ばれる沖縄北東部、観光客が滅多に踏み込まない地帯に分け入ってゆく。途中のオクマリゾートだけは見事にプレミアムで魅力的なリゾート地であったが、それ以外は観光地化されていない手付かずの自然が残る地帯。鄙びてはいるが、やはり南国。エメラルドブルーの海と海岸線を飾る亜熱帯植物が沖縄らしさをアピールしている。ただ「やんばる国立公園」に指定されている価値の高い自然資産は、屋久島と同様に、海岸沿いというより、まともな道が通っていない山地が主対象のようで、海岸線はリアス式でも海食崖もない至って単調な流れでインパクトのあるロケーションという感じではない。それでもルート最後にクライマックスがあった。沖縄最北端、辺戸岬の周辺だけは海岸線も海食崖となって風光明媚な眺めが楽しめるが、それだけでなくこの付近は約2億年前の地層が隆起してできた、独特の熱帯カルスト地形で構成されていて、大石林山という岩が剥き出しになった不思議な形の連山が聳えている。長い年月をかけて雨水などに浸食された石灰岩が奇岩・怪石の数々となって連なっているここでしか見ることができない風景。ルート上では現れていないが南国らしいガジュマルの巨木もニョキニョキ生えているらしい。そしてその不思議な山岳風景の先のどん詰まりに三方を海に囲まれた沖縄島の最北端辺戸岬があり、海の向こうには前回行った与論島がかすかに見えている。(平たい島なのではっきりは見えづらいが)ここまでアクセスするのは大変なので観光客はなかなか足を延ばさないが、ここは唯一無二の魅力的なロケーションであった。次回はここ辺戸岬から東側の海岸線を南下する。
2026/5/13 沖縄周遊ルート 1日目 本部〜大宜味〜国頭〜辺戸岬
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