VRサイクリング 世界遺産の島、屋久島を巡る旅1日目。緑の回廊と称される島の周回道路に沿って走る。前回ゴールの種子島の島間港からのフェリーで到着した屋久島の北東部の玄関口宮之浦港をスタートし、宮之浦の町を一巡りした後、丸い島の沿岸に沿って反時計回りに進む。リアス式海岸というほど複雑ではないが、入江と岬を繰り返す海岸線。入江には漁港と漁村の集落。岬では眺めの良い展望所もあった。島の北から北西まで進むとウミガメの産卵日本一の美しいビーチ永田いなか浜を過ぎて永田集落。ここから先は西部林道として知られる原始の自然が息づくワイルドな道が続く。今回のゴール間近の島南西部の栗生集落まで一切人家というものがない。栗生集落の先にある中間ガジュマルとして知られる日本最大級のガジュマルの木のある中間集落をゴールとする52kmの行程。前半は美しいビーチや海を望む眺めの良い展望所はあるものの特に屋久島らしさを感じることはなかったが、後半の西部林道はまさにこれが世界遺産に値する自然環境だと唸らせるものがあった。まずとにかく左手の内陸部に広がる緑が深くて濃い。そして人が足を踏み入れていないであろう純粋な大自然の佇まい。野生動物の宝庫でもあるようで、林道のあちこちで、屋久島固有種、ヤクザルの群れがたむろしているのを見かけた。今回は遭遇しなかったが、同じく固有種のヤクシカも林道によく現れるらしい。時折開ける絶壁の上からの海の眺望もなかなかのものだ。特に屋久島の北西側の間近に浮かぶ口永良部島。2015年の大噴火で全島避難となったニュースは記憶に新しい。すでに警戒レベルは引き下げられており、見た目も特に噴煙などは見られない。しかしかなり近いので、噴火時は屋久島にも大迫力で観測されたことは想像できる。さて次回はこの流れで島の東側まで海沿いを進んだ後、内陸の奥深い山地へ進んでみる。



















