VRサイクリング 鵜戸神宮への参詣道であった鵜戸街道で日南海岸を南下するの巻。南国都市宮崎を出発し日南海岸に沿って南下。読売ジャイアンツの合宿地、ひなた宮崎県総合運動公園を通り抜けると、昭和のハネムーンの聖地、青島、さらに堀切峠、鵜戸神宮と昭和の国内最大のリゾート地日南海岸を進む。歴史的な湊町油津を巡った後、北西へ進路を変えてしばらく進み、飫肥藩の城下町飫肥の町を最後に一巡りして飫肥城址をゴールとする72kmの行程。前回の宮崎市街からそうだったが日南海岸に進むとパームツリー、フェニックス、蘇鉄などのトロピカルな樹木が日本のどこにも見られない顕著な特徴だ。基本的には南国的ムードを盛り上げ観光地的価値を高めるために植えたものらしいが確かにリゾート感が高まる景観である。学生の頃日南海岸を旅した時は目のやり場に困るほどハネムーンカップルがこの地域に蔓延していて、青島などは新婚カップルで沈みそうなほどだった。その頃観光客を集めていたサボテン公園は閉鎖されたま放置されていたり、今はかつてのリゾートの王者の輝きは失われて寂れた感は否めないが、明るい陽光と美しい海、トロピカル樹木と海岸線を彩るギザギザの鬼の洗濯板の景観は唯一無二で美しい景勝地帯であることに変わりない。昔この辺を訪れた時には通りすぎただけだった、湊町油津と城下町飫肥が想定外にいい町だった。油津は天然の入り江を利用した港で飫肥藩の外港として木材や農産物の積み出し、生活物資の受け入れの拠点として、南九州を代表する良港として栄えた歴史ある湊町で、寅さんも訪れた堀川運河や赤レンガの建物などの古き良きレトロな街並みが残っている。また昭和レトロな味のあるアーケード街もありなかなか魅力的な町。ここから駅1つの隣町飫肥は、九州で初めて重要伝統的建造物群保存地区に選定された、見事に城下町の典型的な侍屋敷の歴史的風致をよく現した街並みが素晴らしい。日南海岸という近くの華やかなリゾート地帯にマスクされてこの2つの街を訪れないのは残念である。かつての私も同様。いつか訪れたいものだ。
2026/3/8 鵜戸街道 宮崎〜青島〜鵜戸神宮〜油津〜飫肥
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