VRサイクリング 福岡近郊で行っていない太宰府と宗像を巡る番外編。前回ゴールの福岡県護国神社前をスタート。まず福岡城址を巡り、福岡の台所柳橋連合市場を冷やかしてから西鉄大牟田線沿いに南東へ進む。途中小学生の頃住んでいた井尻付近をすり抜けつつ、古代における西日本の中心であった太宰府へ。太宰府天満宮を参拝した後、北へ進路変更。太宰府防御の山城大野城のあった裏山を越え、宇美、久山という福岡市の東に隣接する町々を通り抜けて、福岡と北九州を結ぶ国道3号線へ入り古賀、福間へと進む。その先3号線から分かれて北の海岸へ向かう。世界遺産となった宗像大社辺津宮を参り、神湊で海岸に出てからは、海岸そいに南に下り福岡市へ戻る道筋。もう1つ古社、香椎宮を参拝してそのまま福岡市街へ。博多港フェリーターミナルをゴールとする107kmの久々のロングランの行程。福岡市街は那珂川を境に西側が武士の街福岡、東側が町人の街博多とされている。現代では特に街の景観として違いはないと思うが、少なくとも博多には「博多っ子純情」に描かれていたような土着の精神性みたいなのはまだ脈々と受け継がれていると思う。私も物心ついてから小学校四年までを福岡・博多で暮らしたのである種故郷のような感覚がある。五年前にVRサイクリングで福岡を通過した際に懐かしがって一通り巡ってしまったので、今回はその際に行けなかったポイントと福岡郊外を拾って巡る番外編とした。結果的には太宰府天満宮、宗像大社、香椎宮の巡礼旅となった。それ以外はほぼ足を止めるような場所はなかった。この中で太宰府天満宮は子供の頃の思い出に溢れた場所で、終着駅西鉄太宰府駅からの賑やかな参道と境内の池と太鼓橋、その先の朱塗りの本殿という景観のシーケンスは今も昔も変わらない。20年前には家族旅行でも訪れたし、馴染み深いロケーションだ。ちなみに香椎宮も一年ほど歩いていけるほどの近場に住んでいたが参拝した記憶がない。多分、その違いは太宰府には子供を遊ばせるのにちょうど良い、だざいふ遊園地というのがあって、そこへ足繁く連れて行ってくれたせいだと分析している。宗像大社は行ったことがないが、近年世界遺産になったのは、宗像大社3社あるうち今回訪れた辺津宮より、遥かかなたの海上に浮かぶ沖の島にある沖ノ宮に、古代の大陸との関係を背景にした古代祭祀の跡が残っていることを評価されたらしい。最後に訪れた香椎宮は、ヤマト王朝の黎明期に第14代天皇の仲哀天皇が熊襲征伐にやってきた時に拠点とした場所でこの地で亡くなった後に神功皇后が仲哀天皇を祀ったのが始まりとされている。子供の頃には知るよしもなかったが、古代のロマンの詰まった土地柄だったんですな。さて次回からはまた離島となるが、博多港からフェリーで渡った壱岐・対馬編へと進む。
2026/8/28 福岡・博多ラウンド 福岡〜太宰府〜宗像〜博多
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