VRサイクリング 出雲街道最終日。中国山地を抜けて日本海沿岸に辿り着き米子から境港さらに島根半島どん詰まりまで進むの巻。谷間の宿場町根雨宿をスタートし北の山間へ分け入りサクッと峠を越えると二部宿、さらに下り日野川の広い谷に出ると溝口宿。そこからは日野川に沿って下流へ進むと間もなく平野の広がりに出る。米子市の東側、東山公園付近で山陰道と交差する地点が出雲街道の終点となるが、ここから寄り道モードで、皆生温泉から弓ヶ浜沿いに北西へ境港へ進む。境港市街を一巡りした後境水道を渡り東へ海岸線に沿って進む。美保関漁港を抜けて美保関燈台前の地蔵崎先端をゴールとする68kmの行程。出雲街道終盤は呆気なくここまでの宿場町の充実ぶりが抜けてしまった感があったが、その先の日本海沿岸は結構楽しめた。皆生温泉は子供の頃親父の会社の旅行で一泊したことを記憶している。具体的なビジュアル記憶はないが海沿いの温泉地の印象そのままの場所だった。その先境港付近は、実はつい1ヶ月前にクルーズで寄港して周辺をうろついたので馴染みのロケーション。ゲゲゲの鬼太郎の妖怪オブジェが無数に設置されている駅前のレトロ商店街、水木しげるロードは早くもまた来ちゃった感じ。隠岐へのフェリーターミナルや日本有数の漁港となっている狭い境水道と独特の構造の境水道大橋の風景が唯一無二で印象的だなあと再確認。さらにその橋を渡って先月は行かなかった島根半島先端への道には典型的な日本の鄙びた漁村に美保神社と仏谷寺という由緒ある寺社が1つずつある美保関漁港が印象深かった。そしてそのちょっと先には見れなかったが世界の歴史的灯台 100 選にも選定されているこれまた由緒ある燈台が絶景の岬の先端にある。なかなか魅力的な海辺のサイクリングであった。さて次回は淡路島、小豆島に続き離島シリーズ第三弾として、境港からフェリーで隠岐へ行ってみる。
2025/9/17 出雲街道 4日目 根雨宿〜二部宿〜溝口宿〜米子〜境港〜美保関
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