VRサイクリング 姫路に戻って古き街道出雲街道で出雲を目指す。その1日目。小豆島北東の福田港から小豆島フェリーで渡った先姫路港をスタート地点とし、姫路市街を経て出雲街道で北西の山間へ進む。まずは最初の宿場町飾西宿から早速街道を外れて伝統的な街並みが残る城下町龍野に立ち寄った後、揖保乃糸そうめんの里付近から街道に戻り觜崎宿、揖保川水運で栄えた町新宮と揖保川沿いに進んだ後、山間へ分け入ってゆく。千本宿、城下町三日月宿を経て佐用宿へ至る60kmの行程。山陽地方を山陽海道と称したルートで岡山付近まで進んだのだが、小豆島を経由した後一旦姫路に戻る展開とした。ここから古代に大和地方と出雲地方という重要なロケーションを結ぶルートとして切り開かれた古き道筋、出雲街道を進んでみる。格式ある街道だけに街道沿いの宿場町はただの田舎町ではない品格と伝統が感じられる、というのが第一印象。龍野はその街道からは外れるが今回のルートの白眉であった。2020年12月にも西国街道で龍野市街の南側、JR山陽本線沿いに走って、そこもなかなかのいい街並みであったが、今回訪れた辺りが龍野の本来の中心でより魅力的な街並みが堪能できた。国の重要伝統的建造物保存地区だがそれがかなり広いエリアに展開し、地区毎に少しずつ街並みのテイストが異なるのも魅力だ。薄口しょうゆの発祥の地でありその醸造所が集まる地区もある。また童謡赤とんぼの作詞者三木露風の生家もあることから童謡の里と称されている。出雲街道沿いの街、飾西宿、觜崎宿、新宮、千本宿、三日月宿、佐用宿もそれぞれレトロな味わいが感じられる街並みがあり悪くなかった。
2025/9/7 出雲街道 1日目 姫路港〜姫路〜飾西宿〜龍野〜觜崎宿〜千本宿〜三日月宿〜佐用宿
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