VRサイクリング 明石から瀬戸内海沿岸を西へ進むことにする。今回はその1日目。明石は淡路島へのフェリー乗り場をスタートし一回り明石市街の面白そうな所を巡った後海岸近くの道を繋ぎつつ進む。酒蔵が多く点在する江井島海岸を過ぎ播磨町、加古川市の海岸に近い住宅街を進んで行くと古い湊町高砂に至る。レトロな高砂市街を巡った後さらに西方へ進み姫路市の工場の多い海浜地帯を抜けてやはり古い湊町網干を突き抜け今回ゴールとした新舞子海水浴場に至る54kmの行程。4年半前VRサイクリングの最初の頃に西国街道で中国地方瀬戸内海沿岸地帯いわゆる山陽地方を走ったが、西国街道はJR山陽本線とほぼ同様の道筋で結構内陸を通っていて山間の景色が多かった。その結果海岸地帯の湊町や名所を外してきた感があるので瀬戸内海沿岸の海際をできるだけ進むルートで西へ向かってみようと思う。そんな街道はないのだが題して山陽海道。但し今回は一直線に進まず紆余曲折を予定している。その1日目の海浜地区は昔で言う阪神工業地帯の延長で埋立地が広がり工場が展開する地帯がほとんどであったが、昔の海岸線に沿っていると想像するちょっと海岸内側のルート設定とした。その結果ルート上に現れた昔の湊町、高砂と網干はほとんど存在を認識してなかったが味わいのある町だった。特に高砂。レトロマニアには有名なアーケード商店街高砂銀座商店街や時が止まっているかのような古い昔ながらの町並み、謡曲「高砂」発祥の地と言われる由緒ある高砂神社。ほとんど観光客が訪れないだけに静かな町の佇まいに心惹かれる。街道が通っていなくても古い湊町という風情は十分魅力的だと知った。
2025/8/24 山陽海道 1日目 明石〜高砂〜網干〜新舞子海水浴場
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