VRサイクリング 若狭湾西端の天橋立へ到達の巻。若狭湾中部の中心都市小浜を出発し、若狭湾岸に沿って丹後街道を進む。美しいビーチが連なる中、宿場らしい古い街並みを残す高浜を過ぎ、丹後富士青葉山の脇を抜けてしばらく大きな半島を潜り抜けると軍港として栄えた舞鶴。さらに城下町、田辺(西舞鶴)を過ぎ、その先由良川に沿って北上して海辺に出ると由良。美しい海岸線に沿って進んで栗田からまた半島を潜って宮津湾に出るとまもなく丹後街道終点の宮津。華やかに栄えた昔の名残りが感じられる市街を抜けるとすぐに天橋立。天橋立を突っ切って北側の山に登り天橋立を望む天橋立笠松公園をゴールとする83kmの行程。複雑な海岸線を描く若狭湾は訪れたことはほとんどなかったが海もエメラルドブルーで日本海沿岸屈指の海岸美の地域であった。また街道沿いの港町は深い入江の良港だったことで北前船の湊としても栄え、街道沿いの宿場、高浜、田辺(西舞鶴)、由良、宮津とそうした過去を彷彿とさせる街並みが展開した。舞鶴(西舞鶴)は海軍から海上自衛隊の軍港として栄えてきた過去があり、煉瓦倉庫群などレトロな味わいがあった。そしてゴールの天橋立は、訪れたのは遥か昔だったが、その特徴的な風景はインパクトがあったようで鮮明な記憶が蘇ってきた。股覗きもした覚えがあったなあ。さて次回は街道シリーズからは外れるがこの流れで丹後半島をぐるりとまわってみる。