VRサイクリング 能登半島から金沢へ一気に進むの巻。能登半島西岸の付け根の町羽咋の駅前を出発し、まず千里浜ドライブウェイを行けるところまで南へ進んでから七尾街道の終点、津幡で北陸街道に乗り換え金沢市街へ入り何箇所か名所を巡って名園兼六園の中をゴールとする48kmの行程。千里浜ドライブウェイは国内唯一、世界でも珍しい波打ち際を自動車で走ることができる道で、10年前にレンタカーで走った経験があるが爽快かつ初めて感じる不思議なドライブ感覚が病みつきになりそうだった。自転車はさらに別種の不思議感覚でなかなか楽しい道のりであった。七尾街道は特に街道らしさが残っていなかったが、津幡からの北陸街道は歴史あるメジャーな街道なだけにうねうねした旧道と古い家並にちょこちょこ史跡にも遭遇する街道らしい道筋。と描写する以上の特筆する場所はなかったが、やはりハイライトは史跡が溢れる歴史的な都市金沢であろう。今まで出張も合わせると4回ほど訪れたが都度新しい魅力を発見する美しい町だ。今回は東から入ってひがし茶屋街→主計町茶屋街→近江町市場→金沢城→兼六園というルートで巡った。ひがし茶屋は出格子の町屋と石畳の街並みが誠に美しく、京都の祇園でも見られないような情緒漂っていて金沢でも一番好きな景観だ。主計町茶屋街は知らなかったがこじんまりした浅野川沿いの茶屋街の雰囲気がまた違う情緒が感じられる。金沢城公園は桜の花見モードとなっていて華やか。城址としても戦国時代の天守ではなく江戸太平期の百万石の豪奢な御殿の跡がいくつかの重要文化財で垣間見えるのも他の城址と一味違う。まだ訪れたことはないが次回金沢へ行ったら行ってみたい。一方で兼六園は落ち着いた燻銀な雰囲気の庭園が何度訪れても惚れ惚れする。次回は金沢の西半分巡りから始まる。







































































