VRサイクリング。中央アルプスと南アルプスに挟まれた広い伊那谷を進むの巻。前回ゴールの昼神温泉の前に通過した遠州街道の下條を出発し広がりのある伊那谷に出たところの名勝天竜峡の散策路を一巡りした後、遠州街道にて八幡宿を経て伊那谷最大の都市飯田市街へ入る。飯田市街では城址と中心街、駅前と巡り、さらに郊外の元善光寺の門前を通り三州街道で伊那谷を北へ抜けてゆく。大島宿、片桐宿、飯島宿を通り両アルプスの眺めの良い街駒ヶ根は駒ヶ根駅をゴールとする56kmの行程。前回に比較すると短距離ではあるが、絶景と史跡に富んだルートで非常に楽しかった。まず天竜峡は天竜川の渓谷美のエッセンスが鑑賞できる場所で、今回ラッキーにも渓谷美が堪能できる吊り橋のつつじ橋のある散策路をVRで巡ることができた。飯田は想像していたより都会で驚いたが、それでもアルプスの山並みを近くに感じ、りんごの並木道のある心和む都市であった。今回のハイライトはむしろその先の三州街道。伊那谷の西側の丘陵地帯をうねうねと曲がりくねって続く旧道が素晴らしく心地よい。周囲はりんご主体の果樹園が広がり、左側に中央アルプス、右側には眼下の伊那谷の広がりの向こうに南アルプスの眺望。かつて整備されて賑わった街道らしくところどころに残る宿場町も伝統的な家並が建ち並び、自然環境にマッチして美しい風情を醸し出している。街道歩きストでもあり旧街道好きな私にはこの美しい自然の中のうねうねした道ができるものなら抱きしめたいぐらい心惹かれるのだ。リアルに歩いてみたい道が1つ増えた。
2025/3/3 遠州街道2日目・三州街道1日目 下條〜天竜峡〜飯田〜大島宿〜片桐宿〜飯島宿〜駒ヶ根
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