VRサイクリング　熊野コネクション２日目。リアルライフで長期旅行へ出かけていたためVRライフではしばらく龍神温泉で療養しておりました。秘境の湯龍神温泉から秘境の湯十津川温泉まで秘境の山道をまっしぐらの46kmの行程。国道425号線、日本三大酷道の一つと呼ばれているらしい。出発早々「転落死亡事故多発」の看板があり、その先は車ですれ違うのが難しそうな九十九折の山道が延々と続く。至るところにガードレールなしの崖露出があり、リアルに車で走っていて対向車とヘタなところで遭遇するとやばいことになる。VRサイクリングなので鼻歌まじりで進めるが想像するとコワい。道路環境の改善を訴えたポスターを数カ所で見かけた。そういうわけで今回のルートは集落もまばらのひたすら山道でめぼしい名所は特になかったが、最後の方の数キロメートルは熊野古道の一つ、高野山と熊野本宮を結ぶ小辺路（こへち）と合流して進む。ゴールの十津川温泉は土地としては秘境と言って良いロケーションだが意外に中規模の温泉旅館街があって賑わっている雰囲気。美肌の湯として知られる泉質で、全国に先駆けて源泉掛け流しを始めた湯量を誇る優れた温泉で、秘境という温泉場のプレミアムな価値がウケているってことかな。